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Client Heroes #2
“「量産型」に風穴を開けて欲しい”

Career

Published on 11 Sep 2019

— 平出 浩太郎さん(株式会社エーエスエル代表取締役社長)× 前田 優一(ALL-IN株式会社 代表取締役社長) —

「売上をさ、上げたいんだよね」と、無邪気な表情で。……2年前のある日、そう語られた言葉の裏側には、”敢えて言葉を選ばずに言うなら”の、枕詞が隠れていました。その純粋な行先を見据えて、オールインに託されたDODAの求人広告。エンジニア不足に見舞われているエンジニア業界の渦の中で、数ある募集から選びとってもらうために、いかに差別化を図るのか。当時を振り返りながら、オールインを通して見えた、「求人広告の差別化方法と、その結果」を、代表の平出さんに伺いました。

精鋭2名で挑んだ、6ヶ月50名採用

前田:あ、あれ……? ここ、カフェでしたっけ?(笑)

平出さん(以下敬称略):オフィス兼カフェですね。癒し重視、みどり激しめ、時々オフィスです(笑)

前田:いや、めちゃめちゃ良い感じですね。エーエスエルさんの企業としての良さが前面に滲み出てます。

平出:おかげさまでメンバーが増えたので、今年の3月に移転しました。この6ヶ月だけでも、約50名増えたので。

前田:狙ってはいましたが、正直、結果に驚いています。

平出:オールインさんとお付き合いを始めて、2年くらいになると思いますが、その50名除いても、通しで採用出来た人数は余裕で2桁行ってますよ。

前田:それは嬉しい限りです! でも、確か、採用に携わった方って、平出さんと採用担当の女性の方お2人だけですよね……?

平出:あ、そうですね。

前田:だいぶサラりと仰っていますが、かなり大変だったんじゃないですか?

平出:そこは、完全な役割分担をしてカバーしました。彼女がメール対応やスクリーニングをきちんと行って、面接は僕、みたいな感じです。隣の席なので、連携も密に取れたのも大きいと思います。でも、彼女は16:30に退社してしまうので、「あれ……結局、誰もいないじゃん」みたいになる時はありましたけどね(笑)

前田:え……(笑)

平出:後は、こちら側が求職者に求めている条件が、ハッキリしてる事が大切だと思っていますね。人柄ではなく、この経験があるか無いかとか、どの案件に関われるかとか。後は、エーエスエルに関していうと、案件の数がかなり多いので、採用の幅が広いんですよね。それが今回、採用数が多い理由の1つになるかもしれません。

前田:確かに、賞与年3回や月給30万円以上、年間休日123日やその他の福利厚生が整っていたり、開発系からインフラ系までプロジェクトが多数あったり、エーエスエルさんは、条件面に関しても案件面に関しても、地盤がかなり整っているんですよね。そういうのって、重要だと思います。後は、フィーリングで決めてしまいがちだと、どうしても採用基準がブレてきてしまうのは、とてもよく分かります。

平出:とはいえ、私もフィーリングで決めてしまう時もありますが(笑)

前田:あ、そういう時もあるんですね。

平出:いや、私個人としてはフィーリング大好きなんですよ。

中身のある採用が、濃い企業を作る

前田:原稿では常に、平出さんの「感覚」を具現化したいと思っています。オールインに求人を任せて下さったのも、ある意味フィーリングですか?

平出:前田さんにお会いした時に、「良い意味で変わってるな」って、思ったのが始まりですね(笑)私も、面白いものが大好物なので、今まで見た事無いような求人広告の事例に、すぐに惹かれました。でもそれだけではなくて、ちゃんとした実績と、何より前田さんに満ち溢れていた自信が決定打でした。

前田:今は、IT業界に限らず、世に出ている求人広告がかなり多くて。その中で、選んでもらうってなると、どうしても「いかに差別化していくか」に、気を遣うようになってしまうんですよね。

平出:こちらとしては、とてもありがたいです。嬉しかったのは、ただ応募数が集まるだけではなくて、こちら側が「一緒に働きたい」と思える方を、沢山集めて頂いたっていう事ですね。「応募は沢山来たけど、結局欲しい人材がいなくて採用出来なかった」では、意味がないので。

前田:エーエスエルさんが求めている人材を集めることと、差別化を意識した原稿でいうと、最初に出した「ヤングマガジンをモチーフにした原稿」は、こちらとしても、かなり尖らせた印象があります。

平出:あれは凄かったですね(笑)「インパクト重視にしました」とお聞きしていましたが、完成度の高さに驚きました。と、同時に、親会社に何か言われないかなって心配にもなりました(笑)結果、何も言われませんでしたが。

前田:それは安心しました。

平出:文言もモチーフに寄せるように徹底していて、袋閉じがあったのも面白かったですね。袋閉じの中身、私ですが(笑)その後の、合コンをテーマにした漫画原稿が、「ヤングマガジン風原稿」の上を行く結果で、さらに良い意味で驚かされました。

前田:確か、約3ヶ月で応募数が170名でしたよね。あれは、快挙だと自負したいです(笑)

平出:ぜひ、胸を張って自負して下さい(笑)

「ここには何かある」と思わせてくれる

前田:平出さんが思い描く、エーエスエルさんの次のステージもお伺いしたいです。

平出:やっぱり、採用になりますね。増えていく応募数を2人で対応するのにも、限界がくると思うので。人事を採用するのか、既存の社員を教育して人事を任せるのか、はたまたシステム化していくのか、そこは考えどころですね。

前田:オールインがお力添え出来ることがありましたら、ぜひお手伝いさせてください。

平出:陳腐でありきたりな言葉になってしまうかもしれませんが、オールインさんには、「尖った面白さ」の部分を、担い続けて欲しいですね。

前田:尖った面白さ……ですか?

平出:はい。私自身「人と同じ」が嫌で、面白いものや変わっているものが好きなので、「ここには何かあるぞ」って思わせてくれるものって、必要だと思うんですよね。何に対しても。それを、ちゃんとオールインさんは原稿で、形にしてくれるんですよ。

前田:それでは、次回原稿もエーエスエルさんのメリットを押し出しつつ、尖った原稿を仕上げていきたいと思います。

平出:お願いします。ただ、求人広告だけでは物足りないですね。

前田:え!?

平出:オールインさんとは求人広告だけではなく、エーエスエルの動画制作もお手伝いして頂いているので、そちらの方にもぜひ力を入れていって欲しいです。とにかくオールインさんには、エーエスエルで面白い企画をどんどん進めていって欲しいですね。

前田:なるほど、求人以外にも、幅を広げていって欲しい……と。

平出:私は、それが、結果的に求人に繋がると思っています。つまり、株式会社エーエスエル自体の「魅力創り」のトータルサポートですね。

前田:そう言っていただけると、挑み甲斐があります!今日はありがとうございました!