PROJECT STORY
PROJECT STORY
Success
Comes
From
Process
Betting everything, color of bonds.
ALL-INらしさが現れた
プロジェクトストーリーをご紹介します。
ALL-INでは、採用を“個”ではなく、“総体”として捉えています。例えば求人広告の掲載においても、募集原稿の企画を立ち上げる前に、クライアントの各部署・各ポジションに共通する【会社全体としての採用コンセプト】を立案。核をしっかりと固めることで、複数の部署・ポジションで求人を行う場合にも会社としての統一性が保たれ、ひいてはブランドの構築にもつながります。採用コンセプトは、パンフレットや説明会などにも汎用できるため、「求人広告とパンフレットのメッセージがまるで違うけど、どちらがこの会社の本質なのか」という戸惑いを求職者に与えません。このページでは、クライアントの開拓から採用コンセプトの立案、原稿掲載後までのストーリーを、実例を交えながらご紹介します。

PROJECT MISSION
PROJECT MISSION
HR戦略から面接まで
一気通貫のオーダーメイド採用支援
業種
専門商社
希望人材
社風とマッチする上昇志向の強いタイプ
希望人数
10名
採用期間
9ヶ月
提供サービス
HR戦略コンサルティングサービス『ストラテジンジ』

DAY, 01
お問合せ/マーケティング
一般的な採用コンサルティングのカバー範囲は、採用計画・施策提案のみ、または採用代行(RPO)のみのどちらかがほとんど。というのも、戦略立案のハイレイヤーパートを担当するブレイン人材と、専門的な採用実務を担える人材を同時に確保することは非常に困難を有するからです。そうした課題を解決するために誕生したのが、オールイン独自のHR戦略コンサルティング・採用代行サービス『ストラテジンジ』。採用コンサルティングに特化したクリエイティブエージェンシーとして豊富な人材を内製する強みを活かし、採用戦略から実務まで一気通貫で実施しています。ウェビナーや各種広告、LPから多数お問い合わせをいただいており、ベンチャー企業から大手企業まで幅広いクライアントの採用支援を実現。求人広告制作のご依頼をきっかけに『ストラテジンジ』の存在を知り、サービスを利用していただく例も少なくありません。
MEMBER
CONSULTANT
POINT
『ストラテジンジ』は高難易度採用に特化したHR戦略コンサルティング・採用代行サービス。2023年エンジニア総応募数10,000名以上、導入3ヶ月後の最高応募数約2,500名など、豊富な採用成功実績を持つ当社ならではの強みでクライアントが抱える採用課題を根本から解決します。
DAY 05
BUSINESS MEETING & HEARING

DAY, 05
ヒアリング・商談
過去500社以上に及ぶ企業の採用を支援する中で数多く共通していたのが、クライアントが感じている課題と本質的な課題が食い違っているということです。母集団形成できない、他社と差別化できない…といった悩みは表層的な採用課題に過ぎません。「経営者目線でHR戦略を策定できる人材がいない」「コーポレートブランディングと採用施策に一貫性がなくエンゲージメント向上につながらない」といった、クライアントも気づいていない潜在的な課題を発掘するのも私たちの役目です。今回のクライアントはBtoCのリユース事業を手掛けている企業様。過去に採用支援を実施したクライアントから紹介され、オールインのサービスを知っていただいたそう。買取ビジネス=質屋のような古めかしい業界イメージが根づいており、なかなか社風にマッチする人材が集まらないという採用課題を抱えていたのです。関東・関西で合計10名を採用するという具体的なKPIを設定し、ストラテジンジの導入をスタートしました。
MEMBER
CONSULTANT, (WRITER)
POINT
外部コンサルタントに自社のHR戦略を任せるにあたり、組織としての方向性に乖離が生じるのではないかと不安に感じるのは当然のことです。オールインは豊富な過去事例をプレゼンできるだけでなく、必要に応じて社内クリエイターが各種企画のアタック案を作成。提案時点で限りなく不安要素を排除することが可能です。
DAY 15
HR STRATEGY

DAY, 15
HR戦略立案
ストラテジンジをスタートして最初に行なうのは、企業としてのあるべき姿やブランドとしての価値といった視座の高い課題から逆算したHR戦略の策定です。ヒアリングを続けるうちに、成果が報酬・ポジションに直結する実力主義の環境、全国各地を飛び回る買取バイヤーとしての側面など、そのクライアントならではの魅力的なUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)を発見。そうしたUSPをもとに求人広告の訴求内容を決定したり、採用施策の枝葉を決定していきます。また、2020年に起業したベンチャー企業のため、社内では採用フローが定まっておらず、代表が採用を担っている状態でしたが、現在は代表とオールインのHR戦略コンサルタントが二人三脚で採用のHR戦略策定から面接まで担当。採用成功までともに伴走するパートナーとして、深い信頼を寄せていただいています。
MEMBER
CONSULTANT
POINT
Stay Low Key.── 他人ではなく、自分らしい価値観で生きるというバリューを掲げるオールイン。ゾンビ映画風採用CMや、乙女ゲーム風インタラクティブムービーなど、過去に類を見ない提案が実現したことも。500社以上の採用支援に基づく堅実なノウハウをもとに、唯一無二の“その企業らしい”採用ブランディングを実現します。
DAY 30
JOB BOARDS SELECTION

DAY, 30
求人媒体選定・エージェント開拓
採用要件や戦略を一通り決定した後は、大手求人サイトの広告出稿といったスタンダードな提案をはじめ、スカウトサービスやエージェント開拓、各種コンテンツ(社員インタビュー、プロフィール作成など)といった、採用全般の媒体選定に移ります。今回のクライアントは過去にエージェント紹介サービスも利用していましたが、10社以上のエージェントを追加でご提案し、求職者と接触する機会の増加を実現しました。そのほか、採用の方向性や具体的な戦略を決める重要な打ち合わせにおいても、柔軟な提案を可能にするのがオールインのHR戦略コンサルティングサービス。「目標売上に対する最適な組織構成は…」「有効人材がより多く在籍している求人サイト・スカウトサービスは…」など、豊富な過去事例を参照しながら利用するサービスや採用コンテンツを精査していきます。
MEMBER
CONSULTANT
POINT
媒体選定はブランディングの方向性によってさまざま。ハイレイヤー人材の採用が目的の場合はビズリーチのスカウトサービスやForbes JAPANのインタビュー掲載、若手人材への認知拡大が目的の場合はTikTokコンサルティングなど、その時々で最適な提案を実現します。
DAY 45
RPO, RECRUITMENT ADVERTISEMENT

DAY, 45
RPO実務・求人出稿
書類選考は基本的にHR戦略コンサルタントが実施。組織構成やカルチャーフィットの観点から必要要件を満たしているかチェックし、合格者には面接日程調整のご連絡をお送りします。オンライン・電話面談を中心に月間5~10名の面接代行を担当。面接業務を通じて企業理解を深めることで、原稿の企画・執筆を担当するライターにも本質的な企業や社員様の魅力を伝えることができます。「採用ガチャを排除したい」という想いをもとに誕生したシナリオ仕立ての広告や、稼げる=ブラックという世間のイメージを逆手に取った「暗黒社畜」というキャッチーなタイトルの広告など、オールインならではの求人広告を提案。クリエイティビティをクライアントから全面的に信頼いただいているため、修正はほとんど発生しません。初稿をそのままクライアントに通せるのも、HR戦略コンサルタントとの関係性ありきです。
MEMBER
CONSULTANT, WRITER, DESIGNER
POINT
ブランド構築やMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定にはじまり、求人広告、採用ブランドサイト、採用特設LP、ブランドムービー、ブランドブックなど各種アウトプットを社内チームで完結可能にしています。
DAY 60
REVIEW MTG

DAY, 60
振り返りMTG
書類選考や面接代行といったRPO業務と並行して、定期的にクライアントと振り返りを実施。今回のクライアントは代表が人事担当を兼任しているため、代表との週次MTGで面接の進捗や応募状況に関する情報共有や次回に向けた提案などを行ないます。その日のMTGでは、求人広告経由で入社された方が入社3ヶ月目で昇進したという嬉しいニュースを伺うことができました。採用成功や入社後活躍のご報告がなにより大きな励みになります。また、親睦会やワーケーションなどの社内イベントに力を入れている企業様なので、社内のホットトピックをご報告いただく中で「次回の求人広告は社風が伝わる企画にしましょう」と新たなアイデアが生まれることも。クライアントと意見を交わしながら採用コンテンツを拡充させ、よりよい人材の採用と組織拡大を実現します。
MEMBER
CONSULTANT
POINT
次回のTODOを先にまとめたり、ワンラリーで収まる連絡を心がけたり、忙しい代表とスムーズにコミュニケーションできるよう工夫を凝らしています。そうした細やかな対応にお褒めの言葉をいただく機会も多いです。

PROJECT MISSION
PROJECT MISSION
1000名体制を目指す
スタートアップベンチャーの
トータルリブランディング
業種
人材紹介・人材派遣
制作期間
12ヶ月
提供サービス
ブランディング

DAY, 01
初回商談~要件定義
コーポレートサイト・リクルートサイトのリブランディングを提案するクライアントは、弊社のHR戦略コンサルティングサービスを提供している企業または既存顧客からのご紹介がほとんどです。今回のクライアントは創業時からHR領域のサポートをさせていただいているスタートアップ企業。第2創業期のフェーズを迎え、1年後には1000名体制を実現するという高い志を旗印に掲げていました。その目標を実現するためには、どれだけ従業員が増えようと一体感をもって全員が同じ理想を目指せる体制構築が必要不可欠です。リブランディングとはつまり、自分たちが何者で、何を目指しているのかを明確化させ、今後事業を拡大していく上での礎となるもの。クライアント企業の競合と比較した強みや独自性、働く従業員の属性など、提案プレゼンに向けて多角的な視点で検証を行なっていきます。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, WRITER, ART DIRECTOR(DESIGNER)
POINT
一般的なコンサルティング企業と異なり、ブランディングとHR支援という2つの異なる領域でクライアントをサポート。これもHRコンサルティング企業とクリエイティブエージェンシーの2つの顔を持つオールインならではの強みです。
DAY 05
HEARING&ANALYSIS

DAY, 05
ヒアリング・分析
私たちが大切にしているのは先入観や常識に囚われない姿勢。そのため、3C分析やフレームワークといった一般的な分析手法に加え、多岐にわたる分析手法を採用しています。例えば、人格を12のパターンにカテゴライズするアーキタイプ診断をもとに、ブランドと採用ターゲットの人格を選定。ライターによるヒアリングを実施した結果、今回のクライアントで活躍する社員様は「別領域にチャレンジしたい」「役員を目指したい」という想いを抱いて入社されており、20代が圧倒的に活躍しているという特長が見つかりました。それらの要素を踏まえ、クライアント企業のアーキタイプに最もマッチするのはEXPLORERであると決定。多角的な視点でクライアントを分析することが、求職者の心を動かす効果的なブランディングにつながります。
MEMBER
PRODUCER, CREATIVE DIRECTOR, PROGRESS MANAGEMENT, WRITER
POINT
顧客がどのようにしてサービスと出会い、購入に至る意思決定を行なうかのプロセスを可視化したカスタマージャーニーマップ。オールインではそれを企業の採用に当てはめる独自の手法を実施しており、経営陣や社員様へのヒアリングをもとに求職者がどのように企業と出会い、魅力を感じ、入社の意思決定を行なうかを分析するツールとして活用します。
DAY 30
PRESENTATION

DAY, 30
提案プレゼン
取材の中で印象的だったのが、「月曜日が憂鬱にならない会社を目指している」という経営陣の言葉。オフィスにはゲーム機が置いてあり、気分が乗らなければ遊んでリフレッシュしてもいいそうです。こうした制度は単なる遊び心の発露ではなく、仕事=辛いという常識を本気で変えようとしているからこそ生まれた文化。目に見えない境目を取り払おうとするその姿勢は、あらゆるフィロソフィーとして社内に浸透しています。学歴がないからチャンスがない。経験がないからチャレンジできない。目に見えない境目を取り払うことこそ、今回のクライアント企業が世の中にもたらす社会的価値の最たるものだと考えました。そうした思考を経て生まれたのが、「境界線のない、世界線を。」というリブランディングコンセプトです。この言葉を軸にMVVやビジュアルコンセプト、アートボードなどを制作し、提案資料をもとにプレゼンを実施します。
MEMBER
PRODUCER, CREATIVE DIRECTOR, PROGRESS MANAGEMENT, WRITER, ART DIRECTOR(DESIGNER)
POINT
オールインが掲げるバリューのひとつに、「迷ったら、親切さを選べ。」という言葉があります。利益やコストパフォーマンスを追及するのではなく、膨大で地道な作業を積み重ねるからこそ、企業の未来を創る言葉をすくい上げることができるのです。その結果、提案資料は154ページの大ボリュームになりました。
DAY 60
VIDEO PRODUCTION

DAY, 60
動画制作
「ありえないことを実現する」というメッセージを具現化するため、くじらが空を飛ぶキービジュアルを提案。当初は空と海の水平線が融けた夕暮れの海をくじらが飛んでいるイメージでコンセプトアートを制作していましたが、打ち合わせを重ねた結果、クライアント企業がオフィスを構える渋谷のスクランブル交差点の上空を悠々と渡るくじらのビジュアルが選ばれました。さらにコーポレートサイトの世界観をより強固なものとするため、くじらが空を泳ぐ動画をトップページに埋め込むことに。くじらのアニメーション制作においては動画監督・CGアーティストを起用し、本格的な動画制作をスタートしました。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, MOVIE DIRECTOR, CG ARTIST
POINT
求人広告動画やTikTok採用における豊富な実績を持つオールインだからこそ、動画監督やCGアーティストといったクリエイターとの深いパイプがあり、過去の経験をすべて糧にして目の前のクライアントに最大限を尽くします。
DAY 90
WEBSITE PRODUCTION

DAY, 90
サイト制作
コーポレートサイト・リクルートサイトのコンセプトが決定すれば、次はサイトを構成するワイヤーフレームを設計していきます。コンテンツ内容やUIについてクライアントと議論を重ねながら、その企業らしさが伝わるサイト制作を目指します。リクルートサイトは「いつまでも、未完成。」というコンセプトを設定し、コーポレートサイトと対照的なイメージにするため、砂漠の中にあるオフィスを3Dで構築。マウスをスクロールすることでどんどん新たなオフィスが出現し、クリックすると社内のカルチャーや採用情報のコンテンツへ遷移できる仕組みです。これから入社される方も会社の一員になれるというメッセージを伝えるため、これらのバーチャルオフィスは社内制度やトピックが刷新されるごとに追加改修を予定しています。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, CREATIVE DIRECTOR, WRITER, ART DIRECTOR(DESIGNER), WEB DESIGNER, CODER
POINT
リクルートサイトにはこのほかにも、オフィスそのものをキャプチャして画面上で3Dオフィスツアーができるシステムを導入。業界動向や最先端技術を常にキャッチアップし、クリエイティブの感度を尖らせます。
DAY 120
STILL PHOTOGRAPHY&VIDEO SHOOTING

DAY, 120
スチール・動画撮影
動画監督が作成した絵コンテをもとに、撮影当日の流れをスケジューリングした香盤表や、表情・ポーズ・構図を指定する撮影指示書を作成。今回のクライアント企業はタレント性の高い方が大勢在籍されているので、社員様を演者としてアサインすることに。当日は動画撮影に加え、インタビューページに掲載するための写真も同時並行で撮影。社員様が入れ替わり立ち代わりレンズの前に立ち、朝から晩までカメラが回される長い1日が続きます。撮影後にアートディレクターによる写真選定や色彩チェックを経て、コーポレートサイト・リクルートサイトに掲載される写真が決定します。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, WRITER, MOVIE DIRECTOR, PHOTOGRAPHER
POINT
クライアントの希望によってはオーディションを開催し、本業の俳優やモデルをイメージキャラクターとして起用した事例も珍しくありません。直近制作したCM動画では作品内にドッグモデルが登場しました。
DAY 250
NOVELTY PRODUCTION

DAY, 250
ノベルティ制作
今回のリブランディングでは、ブランドメッセージや世界観を効果的に伝えることができるロゴのデザイン、ノベルティ・ビジネスツール各種の制作も提案しました。ロゴは成長を続ける企業の際限ない可能性を感じさせる∞マークを企業名と掛け合わせ、文字を構成する3本線で新たに策定された3つのバリューを表現。ノベルティは名刺やクリアファイル、封筒、ボールペン、採用イベント用タペストリーなど、ステークホルダーへの認知拡大が期待できるビジネスツールをはじめ、Tシャツやパスケースなど社内の一体感を醸成する役割を担うアイテムも多数展開。コーポレートカラーのオレンジが印象に残るビビッドなデザインに仕立て、クライアント企業の要望を取り入れながらブラッシュアップしていきます。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, CREATIVE DIRECTOR, ART DIRECTOR(DESIGNER)
POINT
インハウスのアートディレクターやデザイナーが在籍しているからこそ、タイムラグやコミュニケーションエラーを起こすことなくプロジェクトを進められます。成果物にも世界観やトンマナの相違が発生することはありません。
DAY 360
RELEASE

DAY, 360
公開
インタビュー記事やコンテンツ記事の執筆を終えれば、いよいよサイトの実装テスト。UIなどに問題ないことを確認し、無事にリリースを迎えます。年単位のビッグプロジェクトをやり遂げ、クライアント企業から感謝のお言葉をいただく瞬間は何にも代え難い達成感を味わえます。後日開催された採用イベントではオールインが制作したノベルティグッズが頒布され、面接承諾見込み10名、内々定3名、内定1名という実績につながりました。オールインが目指すのはただスタイリッシュなだけのデザインではなく、効果を出しともに未来を創り上げるブランディングです。
MEMBER
PRODUCER, PROGRESS MANAGEMENT, WRITER, WEB DESIGNER, CODER, PHOTOGRAPHER
POINT
納品後にクライアント企業の社員様が問題なくサイトを運用できるよう、ワードプレスの入稿レクチャーの他にアフターサポートも万全。「SNSと連携させたい」「応募フォームの仕様を変更したい」などの希望を伺い、柔軟に対応します。

PROJECT MISSION
PROJECT MISSION
リスタートするSES企業に
急務となったコアメンバーの人材獲得
業種
システムエンジニアリングサービス(SES)
希望人材
経験者で組織管理能力がある
希望人数
1名
採用期間
2ヶ月
提供サービス
求人広告代理サービス

DAY, 01
初回商談
求人広告作成におけるクライアントとの接点は、既存顧客からのご紹介、ならびにHR戦略コンサルティングの一貫としてスタートすることがほとんどです。掲載中の求人広告をリサーチする中で気付く「企業の魅力が充分に表現されていない」という課題感が、ご提案を行うきっかけとなります。今回のクライアントで言うと、HPからは代表の温かい人柄が伝わる一方で、広告に関してはメリットを無作為に羅列したありがちなテンプレートのアウトプットになっていました。私たちはSESのクライアントでの採用実績が数多くあることから、経験則に基づくロジックを活かすことで、その会社ならではのUSPを抽出し課題を解決できると確信。私たちが提供できる「差別化を図るクリエイティブ」と「長期的な視点での効果改善」という価値をプレゼンしました。
MEMBER
HR STRATEGIC CONSULTANT
POINT
リサーチを進める中で「自分が入社したい」コンサルタント自身が思える会社であることも、アプローチを図る前段階としては重要です。この条件を満たすことが、親身になってサポートしたいという熱を生み出します。
DAY 05
BUSINESS MEETING & ORDER

DAY, 05
商談〜受注
初回商談で得た情報も踏まえて分析と採用課題の設定を行い、商談を進めます。今回の課題は、自社でチームを編成したいものの、チームの長を任せられるコアメンバーが不足していること。しかし、これまでの出稿原稿はロースキルの求職者も対象に含めた原稿になっており、求めているターゲットからの応募がないという状況が続いていました。IT業界は応募が集まりにくく、間口を広げたい気持ちは分かりますが、ターゲットに刺さっていなければ本末転倒です。私たちは、対象を絞って出稿することを提案し、過去の実績をお見せしながら、アウトプットの方向性を探りました。「正直あまり期待はしていませんでしたが、今まで見たことのない原稿ばかりで驚いた」とは担当者の後日談。その場で出稿媒体と掲載日が決まりました。
MEMBER
HR STRATEGIC CONSULTANT
POINT
SES以外にも、飲食・サービス・通信・建築といった様々な業種で実績があり、広告のテイストも多岐にわたります。提案の際にはこれら全般をお見せし、「どこまで踏み込んだものを作るか」を図る指標にしています。
DAY 12
HEARING

DAY, 12
ヒアリング
ライターがヒアリングを行う上で心がけているのが、「募集の背景」を押さえることです。今回のケースでは「事業を拡大したい」という理由でしたが、その意図を徹底的に掘り下げるべく、少しずつ探針を下ろしていきました。なぜ事業を拡大したいのか、なぜ顧客からニーズがあるのか、ニーズに応えることでどんな価値を提供したいのか、それはそもそも応えるべきニーズなのか。募集背景を掘り下げる中で、技術を世に提供する前の部分、具体的に言うと「いかに気持ちよくエンジニアが働けるか」にもっとも重きを置いていることが分かりました。ここには、代表自身がSESの会社で社員として働いていた経験が息づいており、技術が秀でているにもかかわらず、職場環境が原因でIT業界を去ってしまうエンジニアを何人も見てきたそうです。価値ある人材が活躍できないのは社会的な損失であり、たくさんのエンジニアを受け入れられる体制を自らの手で構築したい。こういった背景の上に、「事業を拡大したい」という思いがありました。
MEMBER
HR STRATEGIC CONSULTANT, WRITER
POINT
欲しい人材のスキルや人物像、仕事のやりがい、会社のビジョンなどもヒアリングしますが、それは募集の背景を十全に理解した後の話です。「なぜ人材を求めているのか」という土台をしっかりと固めることで広告全体の強度が増し、求職者への安心感につながります。
DAY 14
CONCEPT MAKING

DAY, 14
採用コンセプト・原稿企画の立案
ヒアリングした内容をもとに、採用コンセプトを組み立てていきます。取材の中で印象的だったのが、「いかに気持ちよくエンジニアが働けるか」を具現化させるために、代表が一人ひとりの意見を細やかに吸い上げていること。100名規模の会社でありながら、日報や業務連絡には現れない小さな声を拾えているのは、代表の人情の厚さが通奏低音として流れているからだと考えました。渋谷でも六本木でもなく、本社が新橋にあることも人情と関連づけられるため、採用コンセプトとして『アナログコミュニケーションで広がるファミリーツリー』を策定。そこから、チームの長を任せられるコアメンバーに向けた広告制作へと話を移行させ、チームメンバーを弟と妹に見立てることで、『うちの子たちの、面倒見てください』という原稿コンセプトを立案しました。
MEMBER
WRITER
POINT
原稿コンセプトと参考画像を組み込んで企画書を作成します。基本的に企画案は複数ご提案し、その中から1案を選定いただく流れです。決定した企画のクオリティを最大限に高めるため、撮影指示書を作成したり、追加ヒアリングやアンケートを実施することも。その後は、ライターがデザインラフを作成し、よりビジュアルのイメージを固めていきます。
DAY 20
SHOOTING

DAY, 20
スチール撮影
撮影を実施する前にロケハンを行い、「誰をどの場所でどのように撮影するのか」を入念に確認します。チェックポイントとしては、参考画像やデザインラフのイメージを再現できるのか、光の当たり具合は問題ないか、など。正面から顔を出したくないという社員さんもいらっしゃるので、その方が希望される顔の角度などもすり合わせます。今回の事例では予算が出たこともあり、ヘアメイクやスタイリストもアサインしました。当日は、通常業務に支障が出ないよう、事前に組み立てたタイムスケジュールに沿って滞りなく撮影を進行。納期前の社員さんには、ノートPCで作業してもらいながらメイクを行いました。撮影した画像はその場でカメラマンのPCに表示されるため、待機中の社員さんたちがPCを覗き込みながらワイワイと盛り上がっていた姿も印象的です。
MEMBER
PHOTOGRAPHER, WRITER, DESIGNER
POINT
クライアントの空気感を原稿にパックするために、なるべくライターやデザイナーも撮影に同行するように心がけています。社員さん同士のふとした表情や会話が原稿のヒントになることも少なくありません。
DAY 23
DESIGN

DAY, 23
テキスト・デザイン作成
ライターが作成したデザインラフをベースに、デザイナーが制作を進めます。完成形を10とするならば、ラフは3~4程度。ライターとデザイナーがそれぞれの解釈で改めて原稿コンセプトを見つめ直し、独自の感性を活かしながらブラッシュアップを図ります。完全に自由な状態で制作を行うよりも、原稿コンセプトを固めた状態で制作を行う方がクリエイティビティは発揮されやすく、軸が同じなのでテキストとビジュアルがぶつかることもありません。「このブロックだけ20文字くらいテキストを削れますか」「メインのコピーはもっと大きく見せたいです」など、お互いのアウトプットを照らし合わせながら調整を図ることもしばしば。セールスからも意見を出してもらいながら、みんなで完成度を高めていきました。
MEMBER
WRITER, DESIGNER, HR STRATEGIC CONSULTANT
POINT
完成度を高めていく過程で他社の制作事例を参考にすることもありますが、あくまでも参考です。会社が違う以上、制作物も他と似るはずがありません。ときには、他社の事例に影響を受けないように情報をシャットアウトしながら、そのクライアントでしか表現できないことを追求しています。
DAY 30
RELEASE

DAY, 30
公開
「初稿は何日に提出し、修正は何日まで」という進行スケジュールに沿って公開を目指します。クライアントからのフィードバックに修正点があった場合、原稿がより良くなると判断すれば反映しますが、対応する必要性を感じないときはディスカッションを交わします。採用を成功させるためには、双方が本当に納得した状態で広告を出稿しなければなりません。公開時点で一蓮托生にならなければ、公開後に「ああすればよかったのに」という責任のなすりつけ合いになり兼ねないからです。今回の事例ではクリエイティブ面での修正点はなく、募集要項の給料モデルの金額を少し変えた程度でした。原稿の内容が正式に固まった後は、画像サイズや設定項目の確認、文字校正などを経て、入稿を行います。
MEMBER
HR STRATEGIC CONSULTANT, WRITER, BACK OFFICE
POINT
クライアントからOKが出たとしても、出稿媒体の審査に引っかかる可能性もあります。媒体によって審査基準が異なり、その基準も適宜移り変わるため、不備があった際に迅速に対応できるよう、コンサルタントとも密に連携をとるようにしています。
DAY 35
OPERATION

DAY, 35
公開後
公開後1週間が経過した段階でレポートを提出し、以降も経過を観察しながら、1~2週間に1回ペースで情報を提供します。今回の事例では早い段階でターゲットからの応募が集まりましたが、もしターゲットに刺さっていなかった場合は微調整を行っていたでしょう。結果としては、2名の採用に成功。引き続き同じ採用コンセプトで募集を行うことになり、年間契約に移行しました。以降は、未経験の若手を対象にした原稿を制作し、さらには静止画では表現し切れない空気感を伝えるために、採用ムービーも制作。動画であっても、軸はあくまでも採用コンセプトに基づいており、その上で動画だからこそ表現できることを追求しました。現在、クライアントはこれまでは実施してこなかった新卒採用を計画しており、パンフレットの作成や説明会の開催などの相談も受けています。
MEMBER
HR STRATEGIC CONSULTANT, BACK OFFICE
POINT
ターゲットからの応募が集まらなかった場合を想定し、原稿作成時の段階で代案となるアイデアをいくつか用意していました。しばらく様子を伺うか、それとも代案に差し替えるのかを見極めるタイミングも、過去の経験で培っています。