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親不孝だった若者の成長譚を映画のようなシナリオに。
強い共感を呼ぶ設定と演出で、195応募&過去最多の志望理由記入率40%を記録。

Works on 23 Jun 2023

IDEOROGY

Job
Advertising

求人広告代理サービス

企業名

株式会社pequod

業種

販売代理店会社(ウォーターサーバー事業)

職種

販売・個人営業

応募数

195名以上

採用

6名

期間

3ヶ月

親不孝だった若者の成長譚を映画のようなシナリオに。
強い共感を呼ぶ設定と演出で、195応募&過去最多の志望理由記入率40%を記録

「20代の営業職を採用したい」という販売代理店の企業は多数。競合の多さに加え、若手には「個人営業はきつそう」といったマイナスイメージが先行しており、母集団形成が難しいという現状があります。今回ご紹介するpequod様も、まさに母集団形成にお悩みでした。このような状況下でオールインが提案したのは、まるで映画のような【シナリオ広告】です。pequod様の原稿では、社員様がみな「誠実である」という特長と、「地方出身者が多い」という事実から、1人のペルソナを設定。何となく地元でフリーターをしている23歳の主人公が、友人の紹介でpequodに入社し、成長して親孝行をするストーリーを作成しました。企業カラーと求職者の共感性を意識したクリエイティブにより、「私もまさにこのような状況で、変わりたいんです」と志望動機を記載する応募者が増加。コアターゲットを中心に195応募を集めることに成功しています。

Before

・リファラル採用が頭打ちとなり、求人媒体などを用いた新たな母集団形成が急務
・ターゲット、事業ともに競合企業が多く、大手媒体でも数名応募に留まっていた
・歩留まりが低く、原稿での動機付けがしっかりとできていなかった

After

・1名のペルソナを設定し、辛辣な状況から好転する様子をシナリオに溶け込ませることで強い共感性を持たせる原稿を作成
・映画のようなシナリオ原稿で他社と差別化することにより、最終的にPV33,668以上・応募数195以上を獲得(うち79%が20~30代の応募)
・志望理由の記入率が過去最大の40%となり、原稿で設定したペルソナに近しい方からの応募が多数

大学を中退し、仕事も続かず…。両親と衝突してしまうタクヤをリアルに描写

pequodの社員様に共通する「誠実な人」に刺さるのは、お金ではなく情緒的な要素。情報を羅列するだけの求人広告では難しい感情の醸成も、セリフや情景をリアルに創り出すオールインのシナリオ原稿でなら表現が可能です。今回のテーマは「親孝行」。20代前半~後半の求職者が、思わずほろっとくる読後感を目指しました。

ストーリーの舞台は広島。大学を中退し、仕事も続かない、まだ不安定な23歳のタクヤが主人公です。友人トモミの誘いを転機に、タクヤはpequodの面接を受け、東京への上京と転職を決意します。この時、父親に「大学も勝手にやめたんだ、どうせすぐ帰ってくる」と言われて喧嘩をしたり、一方母親からは「父さん、タクヤのために昔から積み立ててたんよ」と新生活の支えとなる通帳を手渡されたり…、すれ違う親子のリアルな会話・シーンを意識して作成しています。このリアリティにこだわった演出が、導入から求職者の興味を掴んで離さない「没入」と「共感」を生み出しました。


後半、舞台は変わって東京。タクヤは順調にキャリアを重ねることで、自分に自信を持てるように。成長をしてやっと「今の自分がいるのは両親のおかげだ」と気付きます。ラストは実家を訪れて親へプレゼントをし、ずっと言えなかった謝罪を伝える―。タクヤも両親も晴れ晴れとした笑顔で物語は幕を閉じます。このように後半では、キャリアも人間力も成長した主人公を描くことで、同時に「pequodに入社後の未来」を表現。企業の魅力をシナリオに溶け込ませて、求職者へ訴求をしました。

CLIENT VOICE

Client Voice

株式会社pequod
代表取締役 石原壮大さん
オールインさんからいただいた企画案は、どれも私たちでは到底思いつかないようなものばかりでした。条件ではなく、ストーリー仕立てで共感を呼ぶという訴求方法は初めてで驚きましたね。過去に出した求人広告は、全く応募がこない苦しい状況が続いていましたが、この原稿に変えてからは応募が何十倍にも増えました。採用ができたのも嬉しいですが、既存社員にも共有したことで、社員全員に当社のカルチャーを再発信できたのもよかったと思っています。