まずはバナー広告で、ある1日の流れがテーマであることを伝えます。遷移先のフリーページでは1日の流れを時系列で追い、国内と海外のシーンを交互に折り重ねました。「なぜ国内外を行き来できるの?」という違和感を与えるためです。その違和感は、ラストシーンの「一人の1日かと思いきや、ふたごの1日だった」というネタばらしにより、カタルシスに変わります。ふたごの髪型や黒子の位置などを微妙に変えているので、途中でカラクリに気付いた人もいるかもしれません。
IDEOROGY
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Job
Advertising
求人広告代理サービス
企業名
株式会社FTG Company
業種
飲食
職種
総合職
期間
3ヶ月
ラストにどんでん返しが待ち受けるサプライズ求人広告
FTG Company様が大切にされているのは、驚きと感動の追求。一例を出すと、主力ブランドの『大阪焼肉・ホルモン ふたご』で提供している「黒毛和牛のはみ出るカルビ」は、お客様を驚かせるために生まれたメニューです。FTG Company様で活躍できるのは、お客様にワクワクを提供し、なおかつ自分自身もワクワクしたい人であるーー。この仮説のもと、「広告で求職者にサプライズを与えられないか」という発想から企画がスタートしました。誰かにサプライズをするのが好きな人は、自分がサプライズをされるのもきっと好きに違いありません。サプライズの定番と言えば、どんでん返し。読み手に謎を与え、結末で伏線を回収するという枠組みを決めた上で、具体的な内容を組み立てていきました。
Before
・求人媒体には何度か出稿していたが、内容はオーソドックスだった ・採用戦略に沿った訴求を行っておらず、応募数をなるべく多く集めるというスタンスを採っていた
After
・FTG Company様らしさを表現できる「サプライズ原稿」という1つの方向性を見出すことができた ・応募数が集まったことで、ただ母数を増やすのではなく、「スピーディさを求める」という採用戦略に沿った訴求が大事だと分かった
ふたごをモチーフにした理由
ただ単にサプライズを与えるのではなく、FTG Company様だからこそできる表現でサプライズを与えれば、求職者のハートをより強く掴めると考えました。FTG Company様は、実は創業者が双子。FTGという社名も、「ふ・た・ご」の頭文字が取られています。そこで考えたのが、以下の構成です。
まずはバナー広告で、ある1日の流れがテーマであることを伝えます。遷移先のフリーページでは1日の流れを時系列で追い、国内と海外のシーンを交互に折り重ねました。「なぜ国内外を行き来できるの?」という違和感を与えるためです。その違和感は、ラストシーンの「一人の1日かと思いきや、ふたごの1日だった」というネタばらしにより、カタルシスに変わります。ふたごの髪型や黒子の位置などを微妙に変えているので、途中でカラクリに気付いた人もいるかもしれません。
まずはバナー広告で、ある1日の流れがテーマであることを伝えます。遷移先のフリーページでは1日の流れを時系列で追い、国内と海外のシーンを交互に折り重ねました。「なぜ国内外を行き来できるの?」という違和感を与えるためです。その違和感は、ラストシーンの「一人の1日かと思いきや、ふたごの1日だった」というネタばらしにより、カタルシスに変わります。ふたごの髪型や黒子の位置などを微妙に変えているので、途中でカラクリに気付いた人もいるかもしれません。
CLIENT VOICE
CLIENT VOICE
Client Voice
株式会社FTG Company
人事部 山領薫さん
HR系の会社からいくつか打診があった中、「ここだな」と直感が働いたのを覚えています。私自身、「やりたいと思ったらとにかくやる」という考えがあって、オールインさんと組んだらシンプルに面白いことが起きると思いました。きっと目立つ原稿が上がってくるんだろうなと。実際に上がってきたのは「サプライズ原稿」という今までに見たことのない企画で、当社の企業理念やふたごという要素ともうまく絡んでいました。企業にはそれぞれ採用ロジックがありますが、オールインさんは既存の論理をクリエイティブで覆すのではないかと思うくらいの可能性を感じています。最先端を突き抜け続けて、求職者や企業だけでなく、いずれは世界をも驚かせてほしいですね。