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【AI映画3作品を自社制作】ALLIN STUDIO始動に向け、AI映像表現の可能性を提示

Works on 05 Jun 2026

事例概要

Branding

ブランディング

企業名

オールイン株式会社

業種

HRブランド戦略・HR戦略コンサルティング

媒体

映画

【AI映画3作品を自社制作】ALLIN STUDIO始動に向け、AI映像表現の可能性を提示

オールインではこれまで、採用やブランディングの支援を通じて、企業の内側にある思想や感情をどう社会へ伝えるかに向き合ってきました。その延長線上で立ち上げたのが、生成AIを主軸とした映像制作スタジオ「ALLIN STUDIO」です。AIが映像制作にどう使えるかは、説明するより先に、まず自分たちでつくって確かめる必要がありました。AIが映像表現においてどこまで作品として成立するのか。その可能性を確かめるために、3本の自社制作映画を手がけました。

課題 - Before

・AI映像は、効率化やコスト削減の文脈で語られることが多かった
・企業映像は、採用動画やPR動画として情報伝達に寄りやすかった
・AIを用いた映像表現は、技術デモや実験的な見せ方に留まりやすかった
・AIを用いて作品として成立させるための方法論が、まだ十分に整理されていなかった

結果 - After

・2026年、生成AIを主軸とした映像制作スタジオを始動
・AI映画3作品を自社制作
・AIを効率化ではなく、表現拡張の手段として提示
・自社制作を通じて、新たな映像表現の方法論を実装

施策・クリエイティブのポイント

AIを“効率化”ではなく、表現を拡張する手段として使う

生成AIを活用した映像制作は、どうしても「速く・安くつくれる」という語られ方に引っ張られます。しかし今回のプロジェクトで問い続けたのは、AIによってどんな表現を立ち上げられるか、という一点でした。
判断の基準は常に、作品として成立しているかどうか。ALLIN STUDIOでは必要に応じて実写も含めた最適な手法を選びますが、今回はAI映画というフォーマットで、その基準を自分たちに課しながら3作品を制作しました。

3作品で示した、AI映画の問いと幅

『PHANTOM NOISE - Prologue -』は、「100年後、人類は肉体を捨てた」という設定から始まる詩的なSF短編。完全な調和の果てにある虚無を描きながら、AI映画でどこまで固有の世界観を立ち上げられるかを探りました。
『Cinema Continues』は映画史そのものを題材にした作品です。AIで"再現できてしまう"という事実を画面に置くことで、映像表現がいま直面している問いを作品として提示しています。
『AI俳優オーディション|Ep01「この表情で合ってますか?」』では、人間の監督とAI俳優の対話を通じて、演じることと感じることの境界へと踏み込みました。

アプローチは三者三様ながら、AIを表層的な演出に留めず、映像表現そのものを問い直す手段として扱っている点は共通しています。
また、『PHANTOM NOISE - Prologue -』はAI Film Festival Japanに出品し、同イベントでは事業責任者の佐近がBusinessピッチにも登壇。作品発表にとどまらず、ALLIN STUDIOが捉えるAI映像表現の可能性を発信する機会にもなりました。

CLIENT VOICE

佐近のプロフィール画像

Client Voice
お客さまの声

オールイン株式会社
事業部長 / ディレクター / プロデューサー 佐近 圭太郎

映画監督としてこれまで作品をつくってきた中で、ずっと考えてきたのは、技術が変わっても最後に残るのは“何をどう描くか”だということです。カメラが変わっても、編集環境が変わっても、映画の本質は表面的な新しさではなく、観た人の感情や記憶に何を残せるかにあると思っています。だからこそ、今回AIを使った映像制作に向き合うときも、効率化や話題性だけで語るつもりはありませんでした。AIで何ができるかを見せるのではなく、AIを通じてどこまで作品として成立させられるか。その可能性を、自社制作の3作品で確かめたかったんです。
『PHANTOM NOISE - Prologue -』『Cinema Continues』『AI俳優オーディション』は、それぞれアプローチの異なる作品ですが、共通しているのは、AIを単なる便利な道具ではなく、映像表現そのものを問い直すための手段として扱っていることです。監督として向き合ってきた表現の感覚と、事業責任者として見ている現実。その両方があるからこそ、今後の映像制作につながる手応えのある取り組みにできたと思っています。