IDEOROGY
IDEOROGY
Branding
ブランディング
企業名
株式会社NTTデータビジネスシステムズ
業種
IT
【インナーブランディング強化】全6話のショートドラマで事業部の一体感を醸成
NTTデータビジネスシステムズ様の組織体制において、アプリケーション開発やインフラ構築、DX推進、データ分析などを担っているのが、約300名で構成されるITソリューション事業部。複数クライアントを巻き込んだビッグプロジェクトの立ち上げや、新たな柱となる事業の構築などを見据える中、世代の融合や主体性の強化などが求められていました。
3か月後に迫る社内キックオフで、事業部全体を鼓舞できるアクションを何か起こせないか。そこで浮上したのが、メッセージをショートドラマとして表現するという手法です。ドラマには、「視聴者が登場人物に投影できる」という特性があるため、事業部としての方向性や姿勢をナチュラルに浸透させることができます。社内キックオフでの上映を目指し、インナーに特化したドラマの制作プロジェクトが始動しました。
Before
・目指しているビジョンが全体に行き届いていなかった
・職種や年代の間に心理的な距離があった
・現状を打破する自発的な行動が生まれにくい状況だった
After
・ベクトルを統一したことで一体感が醸成された
・ストーリーの内容を通して相互理解が深まった
・登場人物たちのような攻めの姿勢を意識付けることができた
5人の主人公が交わり、最終話でパーパスが浮かび上がる
あらゆる職種・年代の社員さんがストーリーを自分事として捉えられるように、若手・中間層・ベテラン・部長クラスなど、異なる立場の人物を主人公に据えました。最終話では、全ての主人公が集結。全員がひとつの目標に向かっていくラストシーンを描くことで、事業部のパーパスである「共創」が浮かび上がるという構成になっています。ストーリーに関しては、日常で実際に起こり得るリアリティを重視。同時に、このドラマが長く事業部の拠りどころになるように、5年後に見ても通用する普遍性を意識しています。
CLIENT VOICE
CLIENT VOICE
Client Voice
株式会社NTTデータビジネスシステムズ
第一システム事業本部 ITソリューション事業部 第一ITソリューション部長 富樫 彰紘さん
綿密な事前取材に基づいてシナリオを作成していただいたので、伝えたいことが的確に表現されたドラマになりました。オーディションで選ばれた俳優さんたちの演技も素晴らしく、映像作品として事前の期待をはるかに超える仕上がりになっています。実は私も主人公のひとりとして登場しており、メンバー数名にもエキストラとして参加してもらいました。こういった遊び心を盛り込めるのは、インナー向けのプロジェクトならではですね。
キックオフ後に実施したアンケートでは、満足度が95%以上に達しました。「自分も勇気を出して最初の一歩を踏み出そうと思った」「行動を応援してもらえる事業部なんだと心強くなった」といった声が多数寄せられており、早くも効果を実感しています。嬉しいことに、「採用活動に活用したい」「社外に発信したい」という意見も多く見られました。インナーに留まることなく、対外的なブランディングにおいても存在感を発揮してくれそうです。