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企業ステージをワンランク上げる、5年越しのブランディング

Works on 07 Jun 2024

IDEOROGY

Branding

ブランディング

企業名

株式会社free mova

業種

人材紹介・人材派遣

企業ステージをワンランク上げる、5年越しのブランディング

   
2019年の設立からわずか5年、free mova様の従業員数は500名規模に膨れ上がっています。採用を支援する中で感じていたのが、ブランドの確立。急拡大を支える屋台骨を作り、求心力をさらに生み出していくためには、自分たちが何者で、世の中に対して何を約束するのかを明文化させる必要があります。実は設立当初からブランディングをご提案しており、来るべきタイミングを双方で探り続けていました。プロジェクトの発足後は、1ヶ月に及ぶヒアリングからスタート。free mova様の魅力や強みを改めて洗い出すべく、社員さんはもちろん、取引先企業の担当者様にもご協力いただきました。膨大な情報量から導き出したのが、「境界線のない、世界線を。」というブランドコンセプト。free mova様は、平均年齢28歳という若さと勢いを活かして、人材業界に風穴を開けています。学歴や年齢、性別、経験といった世の中に数多く存在する境界線を打ち破りながら、この世界線に新たな価値をもたらしていく会社だと定義付けました。

Before

・世間からの注目度が高まっていく中で、会社の打ち出し方を見直したい
・従業員数の急速な増加に伴い、メンバーの意識を統一させる普遍的な言葉がほしい
・オーソドックスなアプローチではなく、オリジナリティにあふれた世界観を表現したい

After

・ブランディングによってステージが上がり、自信を持って事業拡大に挑めるように
・浸透しやすいコンパクトなワードで、ブランドコンセプトとMVVを策定
・インパクトのあるキービジュアルで、他の企業にはない異形感を表現

あり得ない出来事が、当たり前に起きている世界を描く

「境界線のない、世界線を。」というブランドコンセプトに基づき、クジラが空を泳ぐキービジュアルを制作しました。この狙いは、枠に捉われない自由さと、社会に大きな影響を与えていく壮大さをダイナミックに表現すること。物理の常識を取っ払うという手法を用いて、あり得ない出来事が当たり前に起きている世界を描きました。free mova様は渋谷を拠点とされているため、キービジュアルにおいても渋谷が舞台であることを分かりやすく表現しています。

CLIENT VOICE

Client Voice

株式会社free mova
代表取締役社長 廣瀬暁己さん
1年に及ぶプロジェクトを振り返ってみると、初回のプレゼンが印象に残っています。154ページの資料を通してfree movaという会社が丁寧に紐解かれていて、「うちのことをここまで考えてくれているんだ」という思いが込み上げてきました。実は自分たちでもMVVを考えていたのですが、どれもしっくり来なかったんです。バリューは100個くらい出てきましたが、文章の羅列という感じで、コンパクトにまとまっていませんでした。ミッションとして提案してもらった「まだ見ぬ場所に、連れて行く。」なんて簡単そうに見えますが、自分たちでは絶対に出て来ないですね。ヒアリングによって徹底的に深掘られた情報がロジック立って結論に行き着いているので、どの言葉もスッと入ってきました。