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年間400冊読破するライターがおすすめ! 人生に役立つ&ハマる本5選

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Published on 23 Oct 2020

こんにちは。ライターのNです。

「〇〇の秋」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

「食欲の秋」で食べ歩きをする方、「スポーツの秋」で体を鍛えられる方、

さまざまな秋を満喫されていると思います。

私はやっぱり「読書の秋」!

ライターという仕事柄…というわけでもありませんが、

色々と理由をかこつけては年に400冊以上も読破しています。

 

今回はその中から、特に人生に役立つ&エンターテインメントを堪能できる本をご紹介 ♪

くしくも、ドラマ&映画化された人気作ばかり並びました。近日公開の、あの映画の原作も登場します!

興味を惹かれたものがあったら、ぜひ本屋さんや電子書籍などでお手に取って見てくださいね!

 

社会派ミステリーの金字塔!鳥肌モノの完成度

宮部みゆき著「火車」

 

読み終えた瞬間、感動でぞわっと鳥肌が立つ……こんな本に出会うことはごく稀ですが、

「火車」のラスト一行にたどり着いた時、見事に構築された世界に震えが走ります。

ストーリーはもちろん、情景や心の動きがまざまざと思い浮かぶ表現、言葉が素晴らしいので、

ライターなら読んでおいて損はありません。

遠縁の親戚から、失踪した婚約者「彰子」を探してほしいと頼まれた休職中の刑事・本間。

調査を進めるうち、彼女は戸籍上の「彰子」とはまったくの別人であることが判明。

いったい彼女は何者で、なぜ「彰子」になりすましていたのでしょうか?

想像を絶する女性の過去を丹念に追いかける、who done it? & why done it?の進化版。

「カード破産」をテーマに、社会問題と女性心理、アイデンティティを鋭く抉った同作。

キャッシュレス決済が当たり前に普及した現代、カードの危うさを理解するため、

そして自分自身を見つめ直すため、ぜひ読んでいただきたいです!

 

流星の紡いだ絆が、時を経て交差する――。嵐・二宮和也さん主演ドラマの原作!

東野圭吾著「流星の絆」

嵐・二宮和也さん主演でドラマ化され、話題をさらった同作。冬の流星群をモチーフに、

ミステリーとヒューマンドラマが融合した秀作です。

幼い頃に両親を殺された三兄妹は、成人後、生きるため共同で詐欺を働くことに。

時効目前、犯人と疑わしき人物にたどりついた三兄妹は、仇を罠にはめる作戦に出ます。

家庭ごとに異なるであろう家族のカタチ、そして絆について考えさせられる一作。

ちなみにドラマ放送当時は、脚本家の宮藤官九郎さんワールドがさく裂するユーモラスな

演出&セリフに大いに笑わされました。

 

名前も素性も知らなくても、一緒にいるだけで幸せだった――

有川浩(現・有川ひろ)著「植物図鑑」

岩田剛典さん&高畑充希さん共演映画の原作。平凡なOLのさやかは、ある日行き倒れていた

青年・樹と出会います。なんとなく始まった二人の同居、そして恋。

野草に詳しく、家事が得意だが、自分のことを多くは語らない樹。

実は彼には、重要な秘密があって……。

有川さんの真骨頂である、甘~く切ない恋愛模様が目白押し。

爽やかな主役二人もさることながら、この本は野草や山菜を駆使した美味しそうなメニューが魅力的です。

自炊嫌いな人でも、ついつい何か作ってしまいたくなるかも?

レシピ付きなので、すぐにご自宅で真似できます。

私はこの本を読んで、初めて「ふき」のご飯を作っちゃいました☆

 

安楽死が問いかける現代医療の葛藤――あなたは答えを出せますか?

中山七里著「ドクター・デスの遺産」

綾野剛さん&北川景子さん共演で、2020年11月13日に公開される映画の原作小説。

テーマはズバリ「安楽死」。鋭い観察眼と推理力を持つ切れ者刑事・犬養と相棒の高千穂が、

患者を次々安楽死させていると噂の「ドクター・デス」の正体に迫ります。

自分や家族、大切な人の身に死が迫り、苦しんでいるとしたら……。

尊厳死や延命治療、高額医療費など、少子高齢化社会が進む今、誰もが安楽死の是非を

考えさせられるでしょう。「もしも」の時をどう迎えるか、問題提起をしてくれる一作。

やがて待ち受けるどんでん返しも必見です!

 

お客様は皆、仮面をかぶっているのです――

東野圭吾著「マスカレード・ホテル」

木村拓哉さん&長澤まさみさんがタッグを組んだ、大ヒット同名映画の原作。

連続殺人事件の犯行を阻止するため、刑事の新田は一流ホテルへ潜入する羽目に。

新田をサポートすることになったのは、フロントクラークの尚美。

人を疑ってかかる刑事と、お客様をとことん信じぬくホテルマン。

正反対ゆえに衝突してばかりの二人ですが、徐々に互いの仕事を認め合っていきます。

くせ者だらけの宿泊客の中、果たして真犯人の狙いとは――?

新田と尚美、二人のプロ意識の高さとサービスマインドは、社会人として見習いたいところ。

終盤で明らかになる真相と真犯人の正体に驚かされるので、ぜひ映画を見る前に本で読んでほしいです ♪

 

さて、何か気になる一冊は何かありましたか?

本は読んで面白いのはもちろんのこと、さまざまな知識や情報を届けてくれる、生活に欠かせない存在です!

秋の夜長、皆さんもぜひ物語の世界にハマってみてはいかがでしょう?